冬の日に思うこと。。。

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月に一度、必ず、決まってご機嫌斜めになる夫。

機嫌が悪くなる、というよりも

むしろ

気落ちする、と言った方が正しいのかもしれない。



今日は月に一度の、義母が入所するグループホームの懇談会の日。

入所してしばらくはずっと足が遠のいていた夫だったが

最近は必ず出席するようになった。

ただ、この懇談会に出席した日、彼は必ずと言っていいほど

静かに静かに自分を責める。



一緒に暮らしていた頃、認知症がどんどん進行して

本当に大変な生活を送っていた。

その事が夫にとって、精神的にかなりの負担となり

結果、脳梗塞の病に倒れた。

夫の入院が2ヶ月半という長期に渡ったため

私は夫と義母の二人の面倒を同時に見ることが不可能となり

市の社会福祉協議会のケースワーカーに相談して

とりあえず義母にグループホームに入所してもらうことにした。

夫が退院して体調が回復したら、また家に連れて帰ってこようと

夫と話をしていたが、彼には脳梗塞の軽い後遺症があり

やはり自宅での義母の介護は無理だという結論に達し

彼の退院後もずっと義母はグループホームで生活している。



ここ数カ月、義母の認知症はますます進行して

夫が面会に行っても、自分の息子ということを認識できないでいる。

時に、自分の兄になり、時に自分の弟になり、そしてひょっこり自分の息子になり。



夫はそんな義母に会う度に、毎日自宅で一緒に生活していたなら

あるいはこんな事態にならなかったかもしれないと自分を責める。

そして言いようのない罪悪感にさいなまれ、ふさぎこむ。



それは、とりもなおさず、夫が自分の母親に深い愛情を持っていることの表れだからだ。



若い頃、彼のこんな思いや行動が許せなかったが

考えてみると、私もまた、自分の父親に対して同様の思いを抱いていたように思う。



どちらも自分の親に対する愛情の深さゆえ、

生きていても面倒を見ることができない「はがゆさ」と「切なさ」に自分を責め、

失くした悲しみの深さに今もなお涙する日々。



そして、夫も私も、「年をとる」ことの重さを痛感している。



生かされるだけ生きなくてはならないが、必ずしも健康のまま

その寿命をまっとうする保証など何処にもないのだから。。。



寒い冬の日々、我が家の一大事は決まって

そんな冬の日に起こる。



冬の日に思うこと。。。

それは・・・

できれば、これから先はもう、ずっと静かな冬であってほしいということ、だ。








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by twinkle-keko | 2014-01-31 22:24 | カラー写真~デジタル~ | Trackback

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