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花冷え

「花冷え」って素敵な言葉だよな。
「さむっ!」の一言で片づけられるこの季節の変わり目だけれど
「花冷え」というと何となくロマンチックな感じがする。

今日も自宅近くを車で走っていると、どこもかしこも桜が満開だった。
ちょうど桜並木が道路の両側から覆いかぶさるように
花を咲かせているものだから、桜のトンネルをくぐっている
みたいで、全身で春を、桜を、感じていた。
ビジュアルとは差がありすぎる今日の寒さ…。
明日も寒いそうなので、少しは桜も長持ちするだろうか。

明日からまた新しい職場に入るけれど、職場の近くには
桜のきれいな公園があるので根性があれば仕事帰りに
ウロッとしてみようかと思っている。
ただ、行くなら週末だよな、やっぱり!
…そうこうしているうちに桜が終わってしまうような気もするが。

ほかの花だってそうなのだが、桜が咲くといつも思うことは
「必ず忘れないで咲く」んだなぁって。
桜を見ているとことのほかそう思う。
どれほど暑い夏があっても、どれほど寒い冬があっても
それに負けることなく、春になると必ず花をつける。
桜の花の色が何となく儚げなので余計にそう思うんだろうか。

あっという間に咲いて、あっという間に散っていく…
だからこそ、また次の春に思いを馳せる。
昨日の友人の言葉ではないが、「日本人が桜が好き」な
理由がその辺りにあるような気がするのは私だけかな。

当り前なことをふと立ち止まって考えていると
物事の条理、不条理がそこここに見えてくるのは、私が暇だから???
それとも私自身が「変なオバサン」だからかな?
また、当たり前なことやどうでもいいことをあーでもないこーでもないと
考え始めると迷宮に入ってしまうのでヤメトコ。

明日から心機一転、がんばんべぇ!
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by twinkle-keko | 2008-03-31 22:52 | Comments(0)